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2022.01.16

TFB on ice Practice 2つのRRパスアクロスへ

TFB on ice Practice
2つのRRパスアクロスへの対応× ファーポストへのフォロー＆スロットパスへの対応

セオリー通りのプレーや展開ばかりを練習していても実際の試合の中で起きる予測不能な展開や対戦相手が仕掛ける工夫に対応できません。ゴーリーは全てのスコアリングピンチを防ぐことはできません。味方の懸命（賢明）な守備がありゴールテンディングが成り立ちます。しかし例え味方の守備の致命的なミスだとしても失点した責任は全てゴーリーの責任です。ゴーリーのミスもあればチームとしてのミスもある…それがアイスホッケーです。できる限り失点に繋がるミスを減らしつつ、可能な限り全力で失点を防ぐことがゴーリーの使命であり責任です。

この責任に向き合えないゴーリーや準備を疎かにするゴーリーはゴーリーとは言えません。

最近よくジュニアの子どもたちと話をしていて感じることがあります。僕は週末に試合があった教え子たちに必ず試合での失点のことを聞きます。理由は失点を責めたいから！…ではありません。そのゴーリーが失点したプレーを分析できるか＝言語化できるかを知りたいからです。教え子たちが失点したから僕はその失点を責めるつもりはさらさらありません。というか興味もありません。大切なのは失点したゴーリーが次は同じミスをしないために練習中、何を意識して練習すればいいのか？の課題を発見できているのかを知るためです。

その課題を自分で練習の中で意識できているのかを確認してあげることがコーチングで一番大切なことだと思います。コーチが気になったことよりも選手が課題に気づき、その課題を克服しようとドリルの中で意識することの方が100倍大切だと考えています。コーチから言われたことを練習するだけのゴーリーは残念ながら大成しません。大成するゴーリーは必ず練習の中で自分の課題を理解して克服するための意識をしています。この向き合い方を教えてあげること、時には厳しいことも話し外れたレールから戻してあげることがゴーリーを指導する中で大切なことかなと思います。

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TFB on ice Practice リバウンドコントロー

TFB on ice Practice
リバウンドコントロール× ポスト間のRVH実行＆ RVHキャンセルセーブ

スティックコントロールとポスト間（ゴール裏）の見方、さらにゴール裏からポストにRVHへの実行とポストでよRVHをキャンセルしてセーブするタイミングを構成したドリルです。

1本目のショットは緩いショットをスティックを使い確実にリバウンドコントロールしてシューター方向へコントロールします。これは試合中敵のプレッシャーがない長距離ショットや流れてきたルースパックをフリーズできないため、味方がいるコーナー方向へコントロールすることを意識します。

ポスト間のRVHで大切なことはゴール裏に侵入するパックキャリアがゴールに向かってゴール裏に逃げ込むように侵入するのか否かです。エンドライン下のゴール裏1番からウォークアウトを仕掛けられながらゴール裏に侵入される場合→ポストでRVHの実行→2-3番方向へ移動となりますが、重要なのは必要なタイミングで必要なRVHを実行することです。必要のないタイミングでRVHを使用してしまうと視界を狭め、さらにその後のプレーを複雑にしてしまう原因になります。プレーを複雑にしてしまうと高度なスキルとスピードが必要になりプレーの完成度も下がる原因になります。ゴーリーのプレーで大切なことはいかにシンプルにプレーを纏めることができるかです。見栄えばかりを気にしてカッコいいプレーを目指すあまり、プレーの精度や完成度を落としてしまうと元も子もありません。必要なプレーを必要な時に実行しプレーをシンプルに纏めることも大切なスキルです。

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TFB on ice Practice アクロス＆ハイ × RRパ

TFB on ice Practice
アクロス＆ハイ × RRパスアクロス or スロットパス

トップサークル上の高さ（中長距離）からクロスアイスのパス（リンク中央を横切るパス）→ハイショットでの得点狙った戦術をアクロス＆ハイと言います。このアクロス＆ハイには現代ゴーリーは基本的に正対スケーティング（基本姿勢を維持したスケーティング＝T-プッシュやロングシャッフルなど）で正対することが求められています。これはパススキルの多彩性に対応するべくゴーリーは極限まで基本姿勢でプレーするほうが圧倒的に有利なためです。アクロス＆ハイはセーブすることはもちろんリバウンドコントロールまでできて当然のスコアリング戦術です。

アクロス＆ハイよりも、さらにゴールに近づきトップサークル下でクロスアイスのパス→クイックショットやワンタイムショットで得点を狙う戦術をロイヤルロード（RR）パスアクロスと言います。アイスホッケーの得点の大多数がトップサークル下のゴール前エリアであるスロットエリア（ハウス）からの得失点です。そのためゴール前を守る！ゴール前でシュートを打つ！というのは小学生でも知っている常識でしょう。そのスロットエリア内でリンク中央の線（ロイヤルロード）をまたぐパス、さらにキャリーされるプレーはロイヤルロードプレーに分類され非常に得点率の高いプレーに分類されます。つまりいかにロイヤルロードに関するプレーを抑えることができるのか？得点することができるのか？が勝敗の鍵になります。

では何故、ロイヤルロードプレーが得点に有効なのか＝失点しやすいのか。それはゴーリーの判断が遅れるエリアでのプレーになるからです。単純にスロット内でのRRパスアクロスはシュートを打たれる場所も得点率の高い場所になり1本のシュートを止めるだけでもゴーリーにとっては容易ではありません。そこにパックに正対した状態でほぼ100%パックキャリアに集中した状態で視界の外側にパスを出されてワンタイムショットやクイックショットを打たれた場合、ゴーリーがセービングを完璧に間に合わせることは容易ではありません。つまりセービングに必要なリアクション＝反応時間が極めて少ないプレーとなります。さらにセーブだけでも難しいシチュエーションなのでそのプレーの中にスクリーンやセーブ後のリバウンドというプレーが絡むとゴーリー泣かせのシチュエーションになることは明白です。

パックキャリアがゴールに向かってシュートを打つシチュエーションでは正対→静止→基本姿勢の状態でゴーリーはシューターのブレードをある程度の時間見てリアクションすることが可能です。しかしアクロス＆ハイやRRパスアクロスのように正対している状態から視界の外側にパスを出されもう一度正対し直してシュートを受ける状況はゴーリーにとってもリアクションする時間や正対→静止→基本姿勢の段階を完成させる時間が極限までないためタイミングが取りにくくセーブが難しくなります。現代ホッケーのスコアリングをピンチを1本でも多く止めるためにはこれらのプレーに的確に対応できるスキル＝スケーティングやリレーション（予測、予感、予知、予備など）を実行できなくてはいけません。スケーティングだけで対応できるわけもなく、シューターのハンドや位置を事前に把握しておくことも大切でしょう。

説明が長くなりましたが、今回のドリルはそんな難しいスコアリングに対応するためのオープンスキルトレーニング。1本目のショットはアクロス＆ハイのセーブ→2本目はRRパスアクロス or スロットパスをパスの軌道やレシーバーの動きを見て正対する高難易度なシチュエーションドリルです。

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TFB on ice Practice
中距離ショットセーブ× スクリーン+ディフレクションパスへの対応

スクリーンといえばシュートに対してのスクリーンショットが代表的ですが、実際に敵のスクリーンが完璧に成功して得点に結びつくケースは実は多くはありません。ゴーリーが守っていて一番スクリーンとなりゴーリーの邪魔をしてしまっているのは味方の方が多いというデータがあります。それはシュートレーンでシュートブロックをする味方選手の隙間からショットが通過するケースが多いからです。シュートレーンに入るということは、即ち正対するということ。シュートブロックが上手い選手はスクリーンも上手い傾向にあります。

スクリーンで気をつけなくてはいけないのはシュートに対するスクリーンだけではありません。パスの瞬間を隠されるパスに対するパススクリーン。このスコアリング戦術もゴーリー泣かせの戦術の一つです。代表的なシチュエーションはディフェンスショットをゴール前やゴール横でディフレクションされるパスをスクリーンされるプレーでしょう。

ゴーリーは左右上下の隙間からあらゆるスタンスでスクリーンの隙間を探し、さまざまな重心（スタンス）からセーブへの移行とスケーティング（正対スケーティングとバタフライスライド）への移行を実行できるよう日々トレーニングする必要があります。

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TFB on ice Practice ウォームアップに最適

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ウォームアップに最適基本的な2つのトラッキングドリル

今日はGKのセービングドリル。目を慣らすためのトラッキングドリルを2種類紹介。

ドリル①バタフライスタンスのまま同じ方向へのシュートを2本トラッキングセーブするドリル。1本目のショットは緩やかな遅いスピードのショット→セーブ後→素早くシューターに対してバタフライスタンス（バタフライの構え）に戻り2本目は速いシュートを1本目と同じ方向に打ってもらう（可能であれば、1本目と同じコースに2本目も打ってもらえればベスト）
※フォローの動作などは必要ないが、目でパックを打たれる前からセーブの後までトラッキングし続けることを意識する。さらに2つのタイミングで打たれるシュートに対して的確なタイミングでセーブの実行を行う。パックが自分のセーブエリアに入った瞬間にリアクションすることを意識する。コンパクトな動作でのセーブ。バタフライスタンスはアウターロールバランスを意識。

ドリル②バタフライスタンスでシューターに構え、1本目はローショット（スライドショット）をスティックセーブ→セーブ方向のポストに素早く立ち足で移動→ポストからスロットのシューターをトラッキングしてトップクリースに正対→ストップした足の方向（1本目と逆の方向）に2本目はハイショットをセーブ
※ローショットのスティックセーブとリバウンドコントロールを確実に行う

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TFB on ice Practice インサイドハッシュマ

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インサイドハッシュマークからの中距離ショット× 正対スケーティングとリアクションセーブ

ゴーリーにとって中距離からのショット＝トップサークル下からインサイドハッシュマーク付近のショットは正対ポジショニングとBOXコントロールを意識した基本姿勢を整えながらリアンション（反応）することでもセーブすることが難しい極めて反応する時間が少ない距離のショットとなります。

普段の練習から基本姿勢とポジショニングを確認して中距離からのショットに目を慣らしておくことが大切です。

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TFB on ice Practice ずっとスケーティング

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ずっとスケーティングシリーズ第四弾ゴーリーのクリーススケーティング

ゴーリーにとって正対を継続させること＝セーブ前の準備動作は最も重要な仕事です。良いポジショニング＝正対の継続をして良い基本姿勢の状態で1本目のシュートを可能な限りシンプルなセーブを目指すことはゴールテンディングの基本です。

そのためにはバックに確実に正対し基本姿勢を維持し続け、なおかつクリース線上を保つスケーティングスキルが必要です。言うまでもありませんがレベルが高くなる競技環境になればなるほどプレースピード＝パックのスピードは上がります。そのためゴーリーに求められる判断×アジリティーの素早さも高いものになります。

動いている対象物（パック）に正対を継続するのはプロゴーリーと言えども至難の業です。当然のことながら動いていない正対位置に完璧に正対を維持できないGKは動いているパックには正対できないでしょう。まずは動いていない地点に完璧に正対を維持して基本姿勢を維持する、さらにクリース線上で正対と基本姿勢を維持できるゴーリーを目指しましょう。

ゴーリーのプレーの全体はセーブ前の動作＝正対×基本姿勢が全体の約95%をしめます。セーブの実行＝パックを止める動作はわずかプレー全体の5%です。どちらが優先的に精度を上げ取り組むべきか言うまでもありません。

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Equipmentシリーズ
スケート靴とトゥーレースの結び方

普段ジュニア世代のGKと関わることが多い中で最も多い質問は防具の装着方法です。複雑なスキルが多く用具の重要性と進歩が目覚ましい現代ゴールテンディングにおいて正しい用具（防具）の知識がなければ正しく装着もできません。結果的に正しく装着できないがためにスキルの習得が遅れしまう…そんな光景を全国のGKクリニックへ行った際も目の当たりにします。

そこで今日はスケート靴の紐の結び方とレグパッドのつま先部分の紐（トゥーレース）の装着方法を解説します。

スケート靴も年々進化している用具の一つです。最近では某トップブランドが紐なしのスケートブーツを発売して話題になりました。僕は5年ほど前からVHブランド（TRUE）を愛用していますが非常に足にフィットする構造になっており楽にスケーティングできるスケートだなと感じています。

スケート靴を正しく結ぶことができなければGK特有の激しい専門スケーティングに耐えることができません。最悪大きな怪我に繋がってしまいます。とくに小学生や初心者の方などはお近くにいる保護者の皆様や指導者の方々が今一度装着方法を確認していただきたいと思います。一番は怪我を防止すること、そして正しい装着方法で正しくスキルを学び効率よくスキルを向上させることが大切です。

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TFB on ice Practice ロイヤルロードのアク

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ロイヤルロードのアクロスキャリー×正対・静止・基本姿勢を意識したセーブの実行

ロイヤルロードのスコアリングで代表的なのはロイヤルロードを横切るパス→ワンタイムショット＝ロイヤルロードパスアクロスという形。このスコアリングがなぜ危険なのか？それはパスを出すパックキャリアとワンタイムを打つレシーバーへパスが出される瞬間ゴーリーは一瞬視界の外のレシーバーへトラッキングしなければいけません。つまり一瞬視界の外の新たなレシーバーへトラッキング→正対→セットアップ（場合によってはバタフライスライド）→セーブの実行というプロセスを完成させなければいけません。つまりゴーリーがセーブを実行する時間までにパックを見られる時間（打つ瞬間を確実に見る時間）が極めて少ないためセーブの実行が難しいシチュエーションとなるのです。

ロイヤルロードプレーで忘れてはいけないのがロイヤルロードをパックキャリアが横切り（キャリー）シュートを打たれるスコアリング。このプレーはロイヤルロードキャリーイン（ロイヤルロードアクロスキャリー）と呼んでいますが、このプレーもゴーリーは横切られるパックキャリアに対してシャッフルで正対を継続しながらセーブを実行するため動きながらセーブの実行をしてしまう可能性が非常に高く難しいシチュエーションです。ホッケーのシュートは非常にスピードが速く打たれる距離も近距離〜中距離が大半。シュートスピードそのものが遅くてもゴールまでの到達時間は速いです。そんな環境の中、飛んでくるパックを確実にトラッキングしてセーブするためにはポジショニングを完璧に調整しつつ良い正対→静止→基本姿勢でセーブの準備をする他ありません。ゴーリーはシューターがシュートを打つ瞬間に正対を終わらせて基本姿勢で構えて静止している状態→セーブを実行できればセーブの確率は格段に上がります。

上達したいゴーリーはみんな基本に忠実にプレーしています。基本を守れないゴーリーは応用のスキルを身に付けられません。

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TFB on ice Practice 中距離ショットの正対

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中距離ショットの正対セーブ×ポスト→正対 or RVH or バタフライブロックの切替

前回に引き続き中距離ショットシリーズ第二弾。

トップサークルのラインからハッシュマークのラインまでの間のショットは中距離ショット＝ミドルレンジショットとなります。基本的にはこの距離のショットは全て正対×スケーティング×基本姿勢→セーブの実行を行うべき距離です。

人間の反応速度には限界があり、トップサークル下〜ハッシュマークの間で放たれるショットを正確に上下左右ピンポイントでリアクションするのはトップゴーリーといえども至難の業です。ポジショニングの基本である正対と基本姿勢×Boxコントロールを組み合わせセーブリアクションの実行とセーブの確率を統計的に分析、向上させる行うべきです。

そんな難しい距離からのショットとエンドライン下からDAと角度のあるフェイスオフスポットの位置に対するポジショニング＆ショートプレーへと繋がる複合ドリル（オープンスキルドリル）を紹介します。

スキルの選択×思考×実行
この3つにゴーリーとしての基本エレメンツの正確性と機敏性を日々トレーニングしてトラッキング（見る）×ハンドプロジェクション（向ける）×ヘッドトラジェクトリー（運ぶ）を組み合わせたドリルを継続することで様々なシチュエーションに対応する可能性がうまれます。

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中距離ショットの正対セットアップ×ディフレクションパスへのブロックセーブ

中距離ショットとはトップサークル下からハッシュマークのラインの高さから打たれるショットの総称です。この距離から打たれるショットはトップレベルのリーグに近づけば近づくほどシュートの精度が高まります。

GKも確実に反応するのが難しい距離であり、セーブ時のポジショニングも妥協できないクリアサイトショットの中でも一番セーブするのが難しい距離のシュートだと思います。

まずこの中距離のショットを高い確率でセーブすることがトップゴーリーへの第一歩です。さらにショートプレーの代表格であるディフレクションを織り混ぜたドリルを本日紹介します。

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TFB on ice Practice
デッドアングル(DA)へのポジショニングとOPD×ポストプレーのRVHキャンセルブロック動作

クリース線上正対ポジション＝角度のある位置から角度のない位置＝デッドアングル（DA）へのポジショニングとDAからのシュートにはワンパッドダウン（OPD）で対処します。角度のある位置＝正対をクリース線上から継続して角度のない位置＝DAへ侵入→シュートのシチュエーションにはOPDでのセーブが有効的です。ニアサイド（ポストに近いサイド）に隙間を無くしてセーブできます。この際にRVHを使用しマスク際を狙われて失点するケースが近年増えています。

さらにこのドリルではOPDセーブ後にファーポスト（遠いポスト＝逆ポスト）へバタフライスライド→RVHでポストに着く→バックドアパスへバタフライスライドブロックのシチュエーションも追加しています。

ポストまでの正対スケーティング→OPDセーブ→OPDの状態から逆ポストへの方向転換のスキル（スケーティング）が必要です。さらに逆ポストへのバタフライスライドでのRVHポスト着→アンカーレッグコントロールとRVHキャンセルブロック動作

ポストプレーの中の最難関ドリルかもしれません。是非ドリルの意図を理解してチャレンジしてみてください。

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TFB U-12 GK School 4パックの立ち足スケー

TFB U-12 GK School
4パックの立ち足スケーティング（クローズドドリル）

U-12フリーブレイズGKスクールでは毎年8名から12名の八戸市の小学生4年生〜6年生が毎週水曜日に1.5時間のGK専門練習を行なっています。

フリーブレイズGK4名が各ステーションで専門的な基礎アドバイスを行う全国的にもハイレベルな環境を整備できています。U-12での指導はクローズドスキルと基本姿勢→スケーティング→基本姿勢→セーブをベースに基礎的なショートプレー、ポスト間の移動をテーマに行なっています。各年代によってGKのレベルが分かれてしまいますが5.6年生には専門的なアドバイスを行なっています。

そんなスクールでは3〜4ステーションの1つはクローズドスキルスケーティングゾーンを設定しています。これは普段子どもたちが各自で取り組んで欲しいサブドリルを提供しています。これを学んで1週間各チームの練習の合間に自主練習（ウォームアップ）として取り組んでもらう→翌週は別のクローズドスケーティングを提供するというサイクルを1シーズン続けるだけで成長する子と成長できない子の差が現れます。成長には個人差はありますが、やはりゴーリーの基礎的な練習や姿勢の維持は反復練習と個人での継続が必要です。

何をすれば良いのかわからないGKにはドリルとドリルの意図を分かりやすく提供してあげることでGKの課題を解決することに繋がります。それでも継続できないGKは残念ながら継続（努力）しているGKに勝つことはできません。それがダメという訳ではなく一番大切なことはU-12の世代で何を練習すれば上手くなれるか（上達のプロセス）を指導（知ってもらう）することが大切だと思っています。それを知って理解してもらうだけでU-16へ進む中で変化が見られるGKもいます。

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TFB on ice Practice ポスト間のRVH動作×ポ

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ポスト間のRVH動作×ポストからRVHキャンセル正対&セーブ（クローズドドリル）

ポスト間のRVHスケーティングとRVHキャンセルトップクリース正対セーブのクローズドドリル。

ポスト間のRVHスケーティングの基本とポストRVHからトップクリースへの正対スケーティング。全ての動作にアンカーレッグコントロールが必要です。

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RVH でのポスト脱着とポスト間の動作×RVHキャンセルバタフライとフリーズ

RVHのポスト脱着は基本プレーです。ポストでRVHの状態を作れるようになったら次に求められるテクニックはアンカーレッグのコントロール（前回投稿を参照）→さらにアンカーレッグコントロールを習得したらポストのRVH脱着（Post-IN & OUT）です。全てRVHの姿勢とアンカーレッグのコントロールができなければ難しいスキルになっていますが様々な方向からポストにRVHで戻れるスキルと様々な場所にRVHから移動できるスキルを持つことが大切です。

スキルの高いゴーリーは必要なスキルを必要な場所で必要なだけ使うスキルのコントロールができています。簡単に言えば自分の姿勢をコントロールできるスキル。これは自分のプレーを管理することに繋がります。自分の脳内でのイメージ通りにプレーする再現性がより求められるポジションです。

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TFB on ice Practice ハンドプロジェクショ

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ハンドプロジェクションを意識したニーウォーク（オープンバタフライドリル）

バタフライスタンスのまま膝を氷につけ基本姿勢のシャッフルに似た移動法をニーウォークと言います。今回のドリルはニーウォークと立ち足スケーティング×セーブを組み合わせたクローズドドリル。

ニーウォークは氷から膝を上げないよう進む方向にスライドさせるのが正しい方法です。あらゆるスキルの組み合わせを自由自在にシチュエーションに合わせて選択できればゴールテンディングは安定感を増します。

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ダブルロイヤルロード（RR）ドリル - ロイヤルロードパスアクロス＆ロイヤルロードキャリーインへの対応

現代ホッケーの代表的な得点戦術であるロイヤルロード（ローヤルロード）スコアリングタクティクスは国内のトップレベルな試合でも意識されゴーリーをスクリーン・ディフレクションと並び苦しめる現代スコアリング戦術の基本です。

ゴーリーはロイヤルロードパスに対して極限まで正対を継続し基本姿勢でのプレーが求められます。ロイヤルロードパス（トップサークル下のクロスアイスパス）には素早いT-プッシュで基本姿勢を運びバランスを継続することがロイヤルロードキャリーイン（ロイヤルロードをハンドリングで横切られるプレー）への正確なシャッフルでの正対継続へ繋がります。

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TFB on ice Practice バタフライシャッフル

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バタフライシャッフルでのパックコントロール×BOXコントロールを意識した基本姿勢

ゴーリーはトップクリースとフェイスオフスポット間をバタフライシャッフル×パックコントロールで移動する。

パックコントロールしながらエッジコントロールとボディーコントロール、さらに移動方向への的確なタイミングのトラッキングが求められるドリル。全てのスキルのバランスやタイミングを求められるクローズドドリル。

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TFB on ice Practice RVHのアンカーレッグコ

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RVHのアンカーレッグコントロール×ポスト軸のRVH3方向の調整

RVHは現代ホッケーで既にバタフライセーブ同然の基本スキルとなりました。RVHはセービング動作であると同時に移動前の準備姿勢としての役割も果たします。

RVHはその使用方法や実行とキャンセルのタイミングを間違えると直に失点につながる諸刃の剣とも言えるスキルです。そのため正しい知識と理論のもとスキルを管理＝コントロールすることも大切なスキルです。

正しい重心のコントロールで移動の準備ができないRVHは全く使い物になりません。RVHでポストを軸に体の方向（角度）をあらゆる方向に調整（コントロール）するスキル＝アンカーレッグコントロールが完璧にできなければRVHからの動作＝RVHキャンセル動作へと繋げることはできません。

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CLOSED SKILL CHALLENGE
3パックのクローズドスキルスケーティング3種類

日々継続して取り組むべき基本的クローズドスキルスケーティングです。ウォームアップとしてだけではなくゴーリーとしてのスキルを上げるトレーニングとして継続的に行うことで基本姿勢のバランス、基本姿勢とスケーティングのアジリティーが安定していきます。これらの安定感はプレーの安定感に直結するスキルです。

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